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2007年11月03日

ニッカの源流?

ニッカの創業者である竹鶴政孝氏が、広島県の造り酒屋の三男坊であったことは、ウスケバではトリビアにもならないような話ですが、その生家である竹鶴酒造が今でも日本酒を造り、販売していると私が知ったのはこの記事を読んだときでした。


その味わいは、朴訥とした昔ながらの日本酒で、色もかなり黄色みを帯びていて力強い口当たりです。酒だけで楽しむよりも、料理と共に楽しんでこそ良さが出てくるように思います。特に、磯の魚介類と合わせるとすすみそうです。


ところで、竹鶴政孝氏はサントリーの山崎蒸留所の初代工場長ですが、山崎蒸留所を訪れてもその事実は黙殺されているように感じます。もっとも、ライバル会社の創業者なわけですから、それもいたしかたないのかも知れません。

が、先日私が出席したサントリーのウイスキー・セミナーでは、「山崎蒸留所の初代工場長はニッカの創業者の竹鶴さん」と明言されていました。
これはオフラインだから言えることだったのか、それとも、暗にニッカはすでにサントリーのライバルではなくなったということなのか…ちょっと興味深く聞きました。


多くの方はご存じだと思いますが、サントリーの創立者の鳥井信治郎氏と竹鶴政孝氏のエピソードについては、栄研化学という医学検査関係の会社が発行している学術情報誌「モダンメディア」に連載されていた「ウイスキー・ラベル物語」という記事に詳しく書かれています。
読み物としても面白い記事ですので、まだ読まれていないジャパニーズに興味のある方はぜひ。

栄研化学株式会社 モダンメディアのHP。
http://www.eiken.co.jp/mm/index.html

「ジャパニーズ・ウイスキー」に関する記事は、次の7編。
http://www.eiken.co.jp/mm/pdf/MM200505-05.pdf
http://www.eiken.co.jp/mm/pdf/MM200508_04.pdf
http://www.eiken.co.jp/mm/pdf/MM200512_04.pdf
http://www.eiken.co.jp/mm/pdf/MM0603-05.pdf
http://www.eiken.co.jp/mm/pdf/MM0606-05.pdf
http://www.eiken.co.jp/mm/pdf/MM0608-04.pdf
http://www.eiken.co.jp/mm/pdf/MM0610-04.pdf


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http://barley.usukeba.com/t10219
この記事へのコメント
競合する立場での言動はとっても難しいのでしょうね。
わからないながらも、ジャパニーズはひとくくりで世界に誇れるウイスキーだと思っています。
山崎とニッカ、もしかして、雪解けかも。(^-^)
Posted by PINOKO at 2007年11月03日 02:24
PINOKO さん、

はい。ジャパニーズ・ウイスキーは、間違いなく、世界に誇れるレベルに達しましたね。
サントリーとニッカの樽でブレンドを作るボトラー(?)が出てくると、ますます面白くなるのですが!!
Posted by barley at 2007年11月03日 02:37
知らなかったです!

日本酒、あまり飲めませんが、挑戦してみたいですね

ウイスキーの竹鶴と飲み比べてみたいです
Posted by DEKACHO at 2007年11月03日 02:39
ちなみに、竹鶴政孝氏は生前は一族に政治に関わるなと口酸っぱく言ってましたが、現在は県会議員になってる人がいたはず。(笑)

ちなみに、元総理の竹下登氏も島根の酒蔵の長男さんだったりします。
Posted by 某A氏(仮) at 2007年11月03日 05:39
>barley様
先日はどうも.
モダンメディアの紹介どうもありがとうございました.先日教えて頂いてダウンロードして読んだのですが,面白かったので結局 「ウィスキー・ラベル物語」を書店に発注しました.

確かに,サントリーの蒸溜所の展示では竹鶴氏が真ん中に写ってる写真なども展示してるにもかかわらず,その人物が誰なのか書いてませんね.
セミナーの説明では私がずいぶん以前に参加した際にもちゃんと竹鶴氏の名前がでてましたので,前からそういうスタイルにしてるのかもしれません.

以前に,国内各メーカーのチーフブレンダーがお互いのモルト原酒を使いあってブレンドをするっていうイベントがあったように思います.
Posted by morupon at 2007年11月03日 06:47
barley様
「竹鶴」は好きな日本酒の一つです。
冷蔵庫に「小笹屋 竹鶴 純米原酒」が1本入っていたりします。

ところで、僕のブログのタイトルは、「MM200505-05.pdf」の中で書かれている「カルノー商会」からつけています。(そのうちタイトルの由来を書こうと思いつつ、いまだに書いていません・・・。)
Posted by majima at 2007年11月03日 10:42
barley 様
会社の1ページとして、ライバル会社の創業者であろうと「山崎蒸留所の初代工場長はニッカの創業者の竹鶴さん」と言えるようになったのだといいように解釈しましょう(o^-^o) ウフッ
この先、どんな展開になるか楽しみにしたいですね
Posted by モルト大好き at 2007年11月03日 22:56
DEKACHO さん、

どこか素朴な感じがするところが、似ているように思いますよ。
日本酒好きのお客さんのために、手作りの棚に一本置いておかれては!?



某A氏(仮) さん、

昭和の初めのころは、造り酒屋は地方の名士だったんでしょうね。
最近の政治家は…二世ばかりですが。



morupon さん、

「ウィスキー・ラベル物語」は本にもなってたんですね!
その、一歩踏み込む姿勢は見習わせていただきたいところです。

日本でもお互いのモルトでブレンドを作ったことがあったんですね…もう一度してくれるなら、絶対に参加したいイベントです。



majima さん、

「カルノー商会」…やっぱりそうでしたか。
けど、どうして「カルノー商会」なのか。ぜひ、教えてください!



モルト大好き さん、

日本にも、ボトラーやブレンデッドを作る独立した会社が出てくると面白いですよね(WSJさん!?)
商習慣があるにせよ、少なくとも、SMWSが出来るのですから他の企業ができてもおかしくないはずですし。
Posted by barley at 2007年11月04日 00:30