2008年01月13日
Glenfiddich
今から20年近くも前の話ですが、当時私は、米国サンフランシスコから南へ車で1時間ほど走ったところにある「シリコン・バレー」という呼び方で知られていたコンピューター関連の会社が集まっている地域で勤務することになりました。
けれども、私の英語の能力は、研修や視察ではない<業務>をこなしていくには十分ではありませんでした。つまりは、いっしょに働いている人たちが何を言っているのか十分に分からない、自分が言いたいことが伝えられない、という状況で仕事をスタートしました。
勘違い(理解不足)から間違いをしたり、仕事を滞らせたりしてまわりには迷惑をかけてばかり。同僚はみんな、私に温かく接してくれるのですが、自分の能力の無さがほとほとイヤになっていました。
そして、1週間ほど過ぎた頃には、私は当初の元気も意気込みもなくなり、すっかり落ち込んでしまっていたのです。
そんなとき、私のメンター(指導)をしてくれていた同僚から、一緒に飲みに行こうと誘われました。
「おまえはやっぱり日本人だから、ジャパニーズ・サケが飲めるところがいいか?」と聞かれたので、
「折角なんだから、あなたの国の酒を飲んでみたいです」と答えたところ、
「おれのおじいさんはEnglandの出身だから、それじゃ、スコッチ・ウィスキーだな」
ということで(私の英語力はこんなものです)、Duke of Edinburgh いうブリティッシュ・パブに連れて行ってくれたのです。
そこで彼は「おまえは初心者だから、これを飲め」と勧められたのが、グレンフィディック ピュア モルト(Glenfiddich pure malt) でした。このときのボトルには「8」と熟成年数が書かれていたように思うのですが、はっきりと覚えてません。
ショットグラスに注がれた淡い黄金色のグレンフィディックをひとくち啜ったときの驚きは今でもよく覚えています。西洋梨のような、青りんごのような、そしてなぜか、カカオの風味もして…と、こんな旨いウィスキーがあるのかと、さすがアメリカだなぁと、とんちんかんな感心をしたものでした。
「どうだ? 飲めるか?」とメンターの彼に聞かれて私は「とても美味しいです。いままで飲んだことがあるウィスキーとは全然違います」と。すると彼は、「これはウィスキーの中でもシングル・モルトと言って…」と説明を始めてくれました。実は、このときまで私はシングル・モルトのことは知りませんでした。彼はスコッチのシングル・モルトについて色んなことを話してくれました。
彼の話を聞いているうちに、彼の喋ってる内容をきちんと理解できてるし、うまく聞きとれなかったことを聞き返したり、分らないことを質問も出来るし、日本酒について語ったりもしている自分がいました。
それは、数杯飲んだグレンフィディックの酔いのおかげで、瑣末な文法の間違いや自分の発音に神経質にならなくなって、<英語>に注意するのではなく、彼との話の内容に注意が向くようになっていたからだったんだと、後日気がつくことになるのですが。
そんな風にして、私がシングル・モルト愛好家になるきっかけになった Glenfiddich ですが、ボトルのデザインが変わりました。シンプルかつモダンで、前のより男性的な印象を受けます。今回は箱までも三角柱形になったのですが、箱の中でボトルをくるくると回せるくらいにちょっと太っちょです。
味の方は大きくは変わっていないようですが、ややドライになった(特に、フィニッシュが)ように思えます。
けれども、私の英語の能力は、研修や視察ではない<業務>をこなしていくには十分ではありませんでした。つまりは、いっしょに働いている人たちが何を言っているのか十分に分からない、自分が言いたいことが伝えられない、という状況で仕事をスタートしました。
勘違い(理解不足)から間違いをしたり、仕事を滞らせたりしてまわりには迷惑をかけてばかり。同僚はみんな、私に温かく接してくれるのですが、自分の能力の無さがほとほとイヤになっていました。
そして、1週間ほど過ぎた頃には、私は当初の元気も意気込みもなくなり、すっかり落ち込んでしまっていたのです。
そんなとき、私のメンター(指導)をしてくれていた同僚から、一緒に飲みに行こうと誘われました。
「おまえはやっぱり日本人だから、ジャパニーズ・サケが飲めるところがいいか?」と聞かれたので、
「折角なんだから、あなたの国の酒を飲んでみたいです」と答えたところ、
「おれのおじいさんはEnglandの出身だから、それじゃ、スコッチ・ウィスキーだな」
ということで(私の英語力はこんなものです)、Duke of Edinburgh いうブリティッシュ・パブに連れて行ってくれたのです。
そこで彼は「おまえは初心者だから、これを飲め」と勧められたのが、グレンフィディック ピュア モルト(Glenfiddich pure malt) でした。このときのボトルには「8」と熟成年数が書かれていたように思うのですが、はっきりと覚えてません。
ショットグラスに注がれた淡い黄金色のグレンフィディックをひとくち啜ったときの驚きは今でもよく覚えています。西洋梨のような、青りんごのような、そしてなぜか、カカオの風味もして…と、こんな旨いウィスキーがあるのかと、さすがアメリカだなぁと、とんちんかんな感心をしたものでした。
「どうだ? 飲めるか?」とメンターの彼に聞かれて私は「とても美味しいです。いままで飲んだことがあるウィスキーとは全然違います」と。すると彼は、「これはウィスキーの中でもシングル・モルトと言って…」と説明を始めてくれました。実は、このときまで私はシングル・モルトのことは知りませんでした。彼はスコッチのシングル・モルトについて色んなことを話してくれました。
彼の話を聞いているうちに、彼の喋ってる内容をきちんと理解できてるし、うまく聞きとれなかったことを聞き返したり、分らないことを質問も出来るし、日本酒について語ったりもしている自分がいました。
それは、数杯飲んだグレンフィディックの酔いのおかげで、瑣末な文法の間違いや自分の発音に神経質にならなくなって、<英語>に注意するのではなく、彼との話の内容に注意が向くようになっていたからだったんだと、後日気がつくことになるのですが。
そんな風にして、私がシングル・モルト愛好家になるきっかけになった Glenfiddich ですが、ボトルのデザインが変わりました。シンプルかつモダンで、前のより男性的な印象を受けます。今回は箱までも三角柱形になったのですが、箱の中でボトルをくるくると回せるくらいにちょっと太っちょです。味の方は大きくは変わっていないようですが、ややドライになった(特に、フィニッシュが)ように思えます。
2007年11月27日
ぐい呑でカフェ
あるクレジット・カードの会員誌に、白洲信哉氏(白洲次郎氏の孫)が書いたシングルモルトに関する記事がありました。そしてその記事には、シングルモルトを陶器で飲んでいるカットがいくつか添えられていました。
「ジャパニーズなら合うかもなぁ」…と思って、私も真似してみました。

私が持っていて、人様にお見せできる陶器と言えばこのぐい呑くらいなのがお恥ずかしいです。そして、ジャパニーズ・ウィスキーは、先日記事で書いたニッカ『シングルカフェモルト12年』しか持っていないのがこれまたウスケバ的にはかなりお恥ずかしい限りです。
ぐい呑で飲んだほうが、器の口に当たる部分が厚い分だけ、心なしかまろやかで甘く感じます。ガラスの器でこれだけぶ厚いと野暮ったい感じがしますが、陶器だと何の違和感がないのも不思議です。
ニッカ シングルカフェモルト 12年
Nikka Single coffey malt 12 years (55%)
【色】 赤銅色。
【香り】 ユーカリ油。大麦のもみ殻。青い麦。新緑の芝(グラス・スキー?)。
【味】 最初は無味に近い? やや時間をおいて甘味。クリームのようなテクスチャ。
【ボティ】 ライト ~ ミディアム。
【フィニッシュ】 おだやかだがすっきりとドライ。余韻はややオイリー。
このモルトを初めて飲んだ時の素直な印象は「これってグレーン・ウィスキーじゃないの?」でした。
あるいは、ジュニパーの香りがあまりしない、ライトなジンです。
呑んだくれさんが紹介記事で引用されていた「グレーンウィスキーの原料を麦芽100%にする」(「琥珀色の夢を見る」P194)という意思を具現化したのがこれであれば、このモルトは100点満点です。
では、麦芽100%のグレーンウィスキーとは?
そもそも、法律上としてではなく、モルトとグレーンの違いは?
私が理解しているグレーンウィスキーの特徴は、実は、スチルの形状の特徴?
これらの疑問をきっちり押さえておかないと、このモルトは十分に理解できないように思えるのですが。。。みなさんからのご教示とご意見、コメントをいただければ幸いです o(_ _)oペコッ
「ジャパニーズなら合うかもなぁ」…と思って、私も真似してみました。

私が持っていて、人様にお見せできる陶器と言えばこのぐい呑くらいなのがお恥ずかしいです。そして、ジャパニーズ・ウィスキーは、先日記事で書いたニッカ『シングルカフェモルト12年』しか持っていないのがこれまたウスケバ的にはかなりお恥ずかしい限りです。
ぐい呑で飲んだほうが、器の口に当たる部分が厚い分だけ、心なしかまろやかで甘く感じます。ガラスの器でこれだけぶ厚いと野暮ったい感じがしますが、陶器だと何の違和感がないのも不思議です。
ニッカ シングルカフェモルト 12年
Nikka Single coffey malt 12 years (55%)
【色】 赤銅色。
【香り】 ユーカリ油。大麦のもみ殻。青い麦。新緑の芝(グラス・スキー?)。
【味】 最初は無味に近い? やや時間をおいて甘味。クリームのようなテクスチャ。
【ボティ】 ライト ~ ミディアム。
【フィニッシュ】 おだやかだがすっきりとドライ。余韻はややオイリー。
このモルトを初めて飲んだ時の素直な印象は「これってグレーン・ウィスキーじゃないの?」でした。
あるいは、ジュニパーの香りがあまりしない、ライトなジンです。
呑んだくれさんが紹介記事で引用されていた「グレーンウィスキーの原料を麦芽100%にする」(「琥珀色の夢を見る」P194)という意思を具現化したのがこれであれば、このモルトは100点満点です。
では、麦芽100%のグレーンウィスキーとは?
そもそも、法律上としてではなく、モルトとグレーンの違いは?
私が理解しているグレーンウィスキーの特徴は、実は、スチルの形状の特徴?
これらの疑問をきっちり押さえておかないと、このモルトは十分に理解できないように思えるのですが。。。みなさんからのご教示とご意見、コメントをいただければ幸いです o(_ _)oペコッ
2007年11月26日
THE GLENLIVET MALT DINNER
11月24日大阪で開催された THE GLENLIVET MALT DINNER に行ってきました。

これは、「ザ・グレンリベット コニサー・クラブ」というグレンリベットの愛飲家が集まるクラブのイベントで、マスター・ディスティラーのジム・クライル氏と共に、5種類のグレンリベットとそれに合わせた料理を楽しむパーティーでした。ちなみに、「ザ・グレンリベット コニサー・クラブ」は、Webで登録さえすればグレンリベットの愛飲家でなくても成人であれば誰でも入れます(笑)。
パーティーが始まって、まず最初はグレンリベットのプロモーションビデオが流されました。蒸留所のまわりの景色がふんだんに盛り込まれた、グレンリベットの歴史の紹介で、なかなか見応えのあるビデオでした。
その後、ジム・クライル氏が登場し、蒸留所や製品のプレゼン。ジム・クライル氏の話を聞くのは初めてだったのですが、面白みには欠けるといいますか、非常に実直な説明でした。ま、ディスティラーに話芸は必要ないですからね。ただ、グレンリベットに対する誇りと自信はひしひしと伝わってきました。
そして、いよいよ、テイスティングと料理です。
ひとつめは、12年のソーダ割り。
出された料理は、オードブルとサラダ。
「ソーダ割りにしたのは、日本のスタッフの考え」とのことでしたが、喉が渇いていたせいもあってか、これが結構美味しかったりしました。
ふたつめは、15年 フレンチオークのワンロック。
料理は、スモークサーモンとニシンのマリネ、クラブハウスサンドイッチ。
ワンロックは、グレンリベットが勧めている飲み方(たぶん、日本でだけ)で、ロックグラスで氷を1個だけ入れる飲み方です。正直なところ、15年フレンチオークは、ストレートで飲んだほうが美味しいです。フレンチオークの華やかさが感じられず、こもったような印象になってしまいます。
みっつめは、ナデューラの、これもワンロック。
料理は、鮭と蛤の白ワイン蒸しと、魚介のポアレ。
ナデューラはパンチがあるというか、パワフルです。それは、ワンロックにしても変わらず。うまいです。ただ、魚介類と合わすと、ちょっと魚臭さが強くなるような。。。
このときのグラスには THE GLENLIVET の文字が入っていて、結構重みのあるどっしりとしたロックグラスでした。私はこのグラスが気に入ったのですが…ペルノ・リカールの方がもしもこの記事を読まれていたらお願いです。このグラス、もらえないでしょうか?
よっつめは、XXV(25年)のストレート。
料理は、豚ロースの網焼きとシャリアピンステーキ。
XXVは、22、3年間トラディショナルな樽で熟成させたあと、ファーストフィルのシェリー樽で熟成させたとのこと。こてこてのシェリー樽熟成では決してないですが、やはり、シェリー樽の特徴が色濃く出ています。かなり美味しいですが、食中酒ではないと思います。食後に、シガーと合わせて楽しみたい感じです。
ところで、このXXVの説明のときに、ジム・クライル氏は、最初の22、3年間の熟成をただ単に "in traditional casks" と言ってたのですが、通訳の方は「伝統的なシェリー樽やバーボン樽で」と説明されてました…ほんと?
そして、最後は、1964ビンテージのストレート。
デザートが出されましたが、私は遠慮しておきました。
これまで4種類は、同じモルトでだんだんと熟成年数が増えていっているという感じだったのですが、このセラー・コレクション第5弾である1964はまったくの別物。劇的に美味しい。この時点で、お替りをしたのもあったので 6、7杯飲んでいて酔いも回ってきてたし鼻も舌も鈍くなっていたのに、一瞬パッと目が覚めたようでした。とても心地よい、いい気持にさせてくれるモルトでした。もう一度、鼻と舌がフレッシュなときに、じっくり味わってみたいです。
ところで、このパーティーに、バサラのSさんも来られていたのですが、ジム・クライル氏の方から歩み寄って握手をされていました。さすが、ベスト・ブランド・アンバサダーです。
それと、このパーティーで少しだけ嫌な気分になったことがありました。それは、5種類のモルトがサーブされるごとにジム・クライル氏がそのモルトの説明をしてくれたのですが、XXVや1964の頃になると、説明を聞かずに参加者のみなさんでお互いに談笑されてた方が多かったこと。「みんな、おしゃべりはやめてジム・クライル氏の話を聞こうよ」と思ってしまいましたとさ。
とは言っても、パーティー自体はとても素晴らしいものでした。参加は無料でしたが、あの料理だけで一人一葉ではきかないと思います。さすがグレンリベットは太っ腹といいますか、ペルノ・リカールさんが力を入れておられるのもよくわかりました。
ザ・グレンリベットのみなさんとペルノ・リカールさんには、「素敵なおもてなしをありがとう」と言いたいです。
…これからは、「とりビー」はやめて、まず一杯目は「リベット12年のソーダ割り」にしよっかな。

これは、「ザ・グレンリベット コニサー・クラブ」というグレンリベットの愛飲家が集まるクラブのイベントで、マスター・ディスティラーのジム・クライル氏と共に、5種類のグレンリベットとそれに合わせた料理を楽しむパーティーでした。ちなみに、「ザ・グレンリベット コニサー・クラブ」は、Webで登録さえすればグレンリベットの愛飲家でなくても成人であれば誰でも入れます(笑)。
パーティーが始まって、まず最初はグレンリベットのプロモーションビデオが流されました。蒸留所のまわりの景色がふんだんに盛り込まれた、グレンリベットの歴史の紹介で、なかなか見応えのあるビデオでした。
その後、ジム・クライル氏が登場し、蒸留所や製品のプレゼン。ジム・クライル氏の話を聞くのは初めてだったのですが、面白みには欠けるといいますか、非常に実直な説明でした。ま、ディスティラーに話芸は必要ないですからね。ただ、グレンリベットに対する誇りと自信はひしひしと伝わってきました。
そして、いよいよ、テイスティングと料理です。
ひとつめは、12年のソーダ割り。
出された料理は、オードブルとサラダ。
「ソーダ割りにしたのは、日本のスタッフの考え」とのことでしたが、喉が渇いていたせいもあってか、これが結構美味しかったりしました。
ふたつめは、15年 フレンチオークのワンロック。
料理は、スモークサーモンとニシンのマリネ、クラブハウスサンドイッチ。
ワンロックは、グレンリベットが勧めている飲み方(たぶん、日本でだけ)で、ロックグラスで氷を1個だけ入れる飲み方です。正直なところ、15年フレンチオークは、ストレートで飲んだほうが美味しいです。フレンチオークの華やかさが感じられず、こもったような印象になってしまいます。
みっつめは、ナデューラの、これもワンロック。
料理は、鮭と蛤の白ワイン蒸しと、魚介のポアレ。
ナデューラはパンチがあるというか、パワフルです。それは、ワンロックにしても変わらず。うまいです。ただ、魚介類と合わすと、ちょっと魚臭さが強くなるような。。。
このときのグラスには THE GLENLIVET の文字が入っていて、結構重みのあるどっしりとしたロックグラスでした。私はこのグラスが気に入ったのですが…ペルノ・リカールの方がもしもこの記事を読まれていたらお願いです。このグラス、もらえないでしょうか?
よっつめは、XXV(25年)のストレート。
料理は、豚ロースの網焼きとシャリアピンステーキ。
XXVは、22、3年間トラディショナルな樽で熟成させたあと、ファーストフィルのシェリー樽で熟成させたとのこと。こてこてのシェリー樽熟成では決してないですが、やはり、シェリー樽の特徴が色濃く出ています。かなり美味しいですが、食中酒ではないと思います。食後に、シガーと合わせて楽しみたい感じです。
ところで、このXXVの説明のときに、ジム・クライル氏は、最初の22、3年間の熟成をただ単に "in traditional casks" と言ってたのですが、通訳の方は「伝統的なシェリー樽やバーボン樽で」と説明されてました…ほんと?
そして、最後は、1964ビンテージのストレート。
デザートが出されましたが、私は遠慮しておきました。
これまで4種類は、同じモルトでだんだんと熟成年数が増えていっているという感じだったのですが、このセラー・コレクション第5弾である1964はまったくの別物。劇的に美味しい。この時点で、お替りをしたのもあったので 6、7杯飲んでいて酔いも回ってきてたし鼻も舌も鈍くなっていたのに、一瞬パッと目が覚めたようでした。とても心地よい、いい気持にさせてくれるモルトでした。もう一度、鼻と舌がフレッシュなときに、じっくり味わってみたいです。
ところで、このパーティーに、バサラのSさんも来られていたのですが、ジム・クライル氏の方から歩み寄って握手をされていました。さすが、ベスト・ブランド・アンバサダーです。
それと、このパーティーで少しだけ嫌な気分になったことがありました。それは、5種類のモルトがサーブされるごとにジム・クライル氏がそのモルトの説明をしてくれたのですが、XXVや1964の頃になると、説明を聞かずに参加者のみなさんでお互いに談笑されてた方が多かったこと。「みんな、おしゃべりはやめてジム・クライル氏の話を聞こうよ」と思ってしまいましたとさ。
とは言っても、パーティー自体はとても素晴らしいものでした。参加は無料でしたが、あの料理だけで一人一葉ではきかないと思います。さすがグレンリベットは太っ腹といいますか、ペルノ・リカールさんが力を入れておられるのもよくわかりました。
ザ・グレンリベットのみなさんとペルノ・リカールさんには、「素敵なおもてなしをありがとう」と言いたいです。
…これからは、「とりビー」はやめて、まず一杯目は「リベット12年のソーダ割り」にしよっかな。
2007年11月23日
宮っ子
私は、兵庫県西宮市に住んでいます。甲子園球場がある市です。
市内では、西宮市民のことを「宮っ子」と言ったりします。
昭和54年に創刊された地域コミュニティ誌「宮っ子」が始めた呼び方なのですが、”西宮の子”からきています。私は、生まれも育ちも西宮で、生粋の宮っ子です。
今日、ニッカ『シングルカフェモルト12年』が我が家に届きました。

ニッカウヰスキー西宮工場で“カフェ式連続蒸溜機”を用いて蒸溜し、樽の中で12年以上熟成させたモルトウイスキー、です。 だから、こいつも宮っ子です。
「カフェ式連続蒸溜機」と言うよりも、「コフィースチル」あるいは「パテントスチル」と言ったほうがピンと来る方が多いかもしれません。
ニッカの創業者である竹鶴政孝は、1963年にこの蒸留器を西宮工場に導入しました。それは、私がまだ1歳のことです。
私は小学生の頃、この蒸溜機を見たことがあります。てっぺんが見えないほどにそびえ立つ金属の機械は、まるで「鉄腕アトム」か「ウルトラマン」の世界からやってきたかのように思えました。
私が生まれた頃にやってきた、間近で見たこともある蒸留器で、西宮で作られたモルト…私にはなんとも特別に思えるモルトです。
そのテイスティングについては、じっくりと味わってからまた書きたいと思いますが、まさに「麦の汁」の味わいです。
今夜は、この『シングルカフェモルト12年』とともに、思い出に耽る時間を過ごします。
市内では、西宮市民のことを「宮っ子」と言ったりします。
昭和54年に創刊された地域コミュニティ誌「宮っ子」が始めた呼び方なのですが、”西宮の子”からきています。私は、生まれも育ちも西宮で、生粋の宮っ子です。
今日、ニッカ『シングルカフェモルト12年』が我が家に届きました。

ニッカウヰスキー西宮工場で“カフェ式連続蒸溜機”を用いて蒸溜し、樽の中で12年以上熟成させたモルトウイスキー、です。 だから、こいつも宮っ子です。
「カフェ式連続蒸溜機」と言うよりも、「コフィースチル」あるいは「パテントスチル」と言ったほうがピンと来る方が多いかもしれません。
ニッカの創業者である竹鶴政孝は、1963年にこの蒸留器を西宮工場に導入しました。それは、私がまだ1歳のことです。
私は小学生の頃、この蒸溜機を見たことがあります。てっぺんが見えないほどにそびえ立つ金属の機械は、まるで「鉄腕アトム」か「ウルトラマン」の世界からやってきたかのように思えました。
私が生まれた頃にやってきた、間近で見たこともある蒸留器で、西宮で作られたモルト…私にはなんとも特別に思えるモルトです。
そのテイスティングについては、じっくりと味わってからまた書きたいと思いますが、まさに「麦の汁」の味わいです。
今夜は、この『シングルカフェモルト12年』とともに、思い出に耽る時間を過ごします。
2007年11月13日
箱もおしゃれ
グレンモーレンジのWebサイトがリニューアル・オープンされたという記事を書いた先週の金曜の会社帰り、成城石井・阪急三番街店で新しいグレンモーレンジが売られていたので、「オリジナル」を思わず、といいますか、ジャケ買いしてしまいました。
新しいモーレンジは、箱もとってもおしゃれになっています。おまけに、作りもしっかりしています。<オリジナル>と<エクストラ マチュアード>シリーズの3種類は、箱のデザインはほぼ同じで、それぞれ色違いです。<オリジナル>の箱は黄色が基調になっており、ルイ・ヴィトンの黄色のエピを思わせる風合いなのですが、モルトの香りと味から受ける印象とぴったりマッチしています。写真も箱をメインにしてみました…といいますか、写真を撮る前に2杯ほど飲んでしまったので、ボトルは後ろにしただけですが。^^;;
テイスティングは他の方の記事をご覧いただくとして、家飲み派としては気になるお値段の方は、消費税込みで、一葉×1.1人ほどでした。これまでの<10年>は英世×3~4人でまだ買えますので、結構値上がりした感があります。
ただ、英国のネットショップでも(VAT込)25ポンド以上で売られているようですし、<10年>と<オリジナル>はほぼ同じ値段で売られていますので、値上がりの原因は、ポンドが対円で高くなったからと言えそうです。
これでは、しばらくは並行輸入物も出回らないのではないでしょうし、ヴーヴですから酒屋さんによって値段がばらつくこともないでしょう(=どこで買ってもほぼ定価でしょう)。
<エクストラ マチュアード>シリーズの3種類、<18年>、それと<25年>は、どこかのバーで飲んでみたいと思います。
新しいモーレンジは、箱もとってもおしゃれになっています。おまけに、作りもしっかりしています。<オリジナル>と<エクストラ マチュアード>シリーズの3種類は、箱のデザインはほぼ同じで、それぞれ色違いです。<オリジナル>の箱は黄色が基調になっており、ルイ・ヴィトンの黄色のエピを思わせる風合いなのですが、モルトの香りと味から受ける印象とぴったりマッチしています。写真も箱をメインにしてみました…といいますか、写真を撮る前に2杯ほど飲んでしまったので、ボトルは後ろにしただけですが。^^;; テイスティングは他の方の記事をご覧いただくとして、家飲み派としては気になるお値段の方は、消費税込みで、一葉×1.1人ほどでした。これまでの<10年>は英世×3~4人でまだ買えますので、結構値上がりした感があります。
ただ、英国のネットショップでも(VAT込)25ポンド以上で売られているようですし、<10年>と<オリジナル>はほぼ同じ値段で売られていますので、値上がりの原因は、ポンドが対円で高くなったからと言えそうです。
これでは、しばらくは並行輸入物も出回らないのではないでしょうし、ヴーヴですから酒屋さんによって値段がばらつくこともないでしょう(=どこで買ってもほぼ定価でしょう)。
<エクストラ マチュアード>シリーズの3種類、<18年>、それと<25年>は、どこかのバーで飲んでみたいと思います。
2007年11月09日
万華鏡のようなモルト!?
GLENMORANGIEのWebサイトから、しばらくの間 閉鎖されていたHPがリニューアル・オープンしました、とのメールを受け取りました。
そのアロマとフレーバーを万華鏡になぞらえて表現した、とってもスコットランドの蒸留所らし… くないサイトです。 面白いけど。
http://www.glenmorangie.com/
仕事でインターネットを使っている方々のために、上記サイトへのアクセスはネットが混雑していない時間帯にいたしましょう。
2007年11月08日
アラン トカイ カスク
先日、馴染みの蕎麦屋さんでご主人と話しをしていたときに聞いたのですが、そのお店では、そばつゆの「かえし」を作るときには数種類の醤油を混ぜて使うとのこと。結構どこの店でもそうしているらしいのですが、私は初めて知りました。醤油にも、キレがあるものやコクがあるものがあるそうで、違うタイプの醤油を混ぜて使うことによって、味に深みや幅が出てくるそうです。
和菓子屋さんでも、砂糖なんかは、素朴な味のものと上品な味のものを混ぜて使っているお店があるそうです。
似たような話に、袋入りのインスタントラーメンを2種類混ぜて作るとより美味しいラーメンができる、というのがあります。 有名(?)な組み合わせは、ハウス食品の『好きやねん』とエースコックの『ワンタンメン』です。 インスタントラーメン愛好家曰く、商品の価格的な制約があるために切り捨ててしまっている味をお互いに補い合う、らしいです。 興味のあるかたは一度お試しいただければと思うのですが、出来上がりの量はもちろん2食分になってしまいますので御注意を。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は、最近買ったアランのトカイワイン・カスクについて書いてみようと思います。これは、8年間バーボン樽で熟成させた後、トカイワインを3年間熟成させた樽で7ヶ月間”フィニッシュ”させたアランです。
トカイ(Tokaji)ワインは、ハンガリー北東部のトカイ地方で作られる貴腐ワインで、白ワイン用品種のブドウから作られますが、琥珀色をしています。蜂蜜のような香りがして、気品ある濃厚な甘味が特徴です。
(察しのいいみなさんなら、もうこの記事の結末のまとめはお分かりだと思いますが…そんな感じです、はい。)

アラン トカイ カスク
Arran Tokaji Aszú wine cask (55%)
【色】 ほんの少し緑を帯びた黄褐色。
【香り】 グリーンゲージ(セイヨウスモモ)や梅を思わせるような甘酸っぱい香りのあとに、オレンジの香り、麦芽の甘い香り。
【味】 缶詰の黄桃。上品ですっきりした心地よい甘味。
【ボティ】 ミディアム。活き活きとした酸味のおかげで度数の高さはあまり感じない。
【フィニッシュ】 完熟した柑橘類。貴腐香? 舌を少しピリリとさせて温める感じのジンジャー。
全体的にトカイワインの特徴が前面に出てきています。アランも個性的なのに、これだけ貴腐ワインの特徴が出てくるということは、フィニッシュで使ったトカイワインの空き樽は、ゆすると「チャポン」と音がしたのではないかと邪推してしまうほどです。
けれど、作り方はさておくとして、その味わいは私との相性はいいみたいです。最近、アランからはシェリー カスクやイタリアワインのキャンティ カスクがリリースされましたが、味わいの厚みや面白さではこれが一番のように思います。
特に、アランに由来するモルトの素朴な甘さとトカイに由来する上品で濃厚な甘さが見事に調和した甘さの相乗効果と、フレッシュな酸味は、疲れたときの栄養ドリンク系の趣きさえあります。
アランとトカイ。 それは見事なハーモニー…は、少し言い過ぎですが、魅力的なハーモニーであることは間違いありません。
和菓子屋さんでも、砂糖なんかは、素朴な味のものと上品な味のものを混ぜて使っているお店があるそうです。
似たような話に、袋入りのインスタントラーメンを2種類混ぜて作るとより美味しいラーメンができる、というのがあります。 有名(?)な組み合わせは、ハウス食品の『好きやねん』とエースコックの『ワンタンメン』です。 インスタントラーメン愛好家曰く、商品の価格的な制約があるために切り捨ててしまっている味をお互いに補い合う、らしいです。 興味のあるかたは一度お試しいただければと思うのですが、出来上がりの量はもちろん2食分になってしまいますので御注意を。
さて、前置きが長くなりましたが、今日は、最近買ったアランのトカイワイン・カスクについて書いてみようと思います。これは、8年間バーボン樽で熟成させた後、トカイワインを3年間熟成させた樽で7ヶ月間”フィニッシュ”させたアランです。
トカイ(Tokaji)ワインは、ハンガリー北東部のトカイ地方で作られる貴腐ワインで、白ワイン用品種のブドウから作られますが、琥珀色をしています。蜂蜜のような香りがして、気品ある濃厚な甘味が特徴です。
(察しのいいみなさんなら、もうこの記事の結末のまとめはお分かりだと思いますが…そんな感じです、はい。)

アラン トカイ カスク
Arran Tokaji Aszú wine cask (55%)
【色】 ほんの少し緑を帯びた黄褐色。
【香り】 グリーンゲージ(セイヨウスモモ)や梅を思わせるような甘酸っぱい香りのあとに、オレンジの香り、麦芽の甘い香り。
【味】 缶詰の黄桃。上品ですっきりした心地よい甘味。
【ボティ】 ミディアム。活き活きとした酸味のおかげで度数の高さはあまり感じない。
【フィニッシュ】 完熟した柑橘類。貴腐香? 舌を少しピリリとさせて温める感じのジンジャー。
全体的にトカイワインの特徴が前面に出てきています。アランも個性的なのに、これだけ貴腐ワインの特徴が出てくるということは、フィニッシュで使ったトカイワインの空き樽は、ゆすると「チャポン」と音がしたのではないかと邪推してしまうほどです。
けれど、作り方はさておくとして、その味わいは私との相性はいいみたいです。最近、アランからはシェリー カスクやイタリアワインのキャンティ カスクがリリースされましたが、味わいの厚みや面白さではこれが一番のように思います。
特に、アランに由来するモルトの素朴な甘さとトカイに由来する上品で濃厚な甘さが見事に調和した甘さの相乗効果と、フレッシュな酸味は、疲れたときの栄養ドリンク系の趣きさえあります。
アランとトカイ。 それは見事なハーモニー…は、少し言い過ぎですが、魅力的なハーモニーであることは間違いありません。
2007年09月25日
床下で出番を待つボトル
私は決してコレクターではないのですが、家の床下収納庫に10数本のシングル・モルトのボトルを寝かせています。
それらのボトルにはふたつの種類があるのですが、ひとつは、値上がりを期待して買ったボトルです。
と、言っても大したものではなくって、オフィシャル物でパッケージ・デザインが変わるときに、新しいボトルよりもそれまでのボトルの方がいいと感じたものを買って置いています。

数年前のマッカランもそう思ったので、12年と18年を買いました。
値上がりを期待しているわけですから、まずは酒屋さんやバーから姿を消して、少なくとも希少性が高くならなければならないのですが…2本とも最近のウスケバのブログ記事にも登場していますし、まだまだ見かけるボトルなので、しばらくはこのまま寝かしときます。 あと10年くらい!?
ちなみに、今年4月のボウモアのパッケージ・デザインが変わった際には、買いませんでした。
グレンモーレンジはどうでしょうか。
自分が好きなモルトかどうかではなく、美人投票になるところが難しいところです。 ただ、たとえ値上がりするだろうという思惑が外れても、自分で飲むだけのことですので、それはそれで楽しいですが。
床下に寝かせているボトルのもうひとつの種類は、子供の生まれた年に蒸留されたボトルです。
彼らが成人して、シングル・モルトはうまい、と感じるようになったらプレゼントしようと思っています。
それらのボトルにはふたつの種類があるのですが、ひとつは、値上がりを期待して買ったボトルです。
と、言っても大したものではなくって、オフィシャル物でパッケージ・デザインが変わるときに、新しいボトルよりもそれまでのボトルの方がいいと感じたものを買って置いています。

数年前のマッカランもそう思ったので、12年と18年を買いました。
値上がりを期待しているわけですから、まずは酒屋さんやバーから姿を消して、少なくとも希少性が高くならなければならないのですが…2本とも最近のウスケバのブログ記事にも登場していますし、まだまだ見かけるボトルなので、しばらくはこのまま寝かしときます。 あと10年くらい!?
ちなみに、今年4月のボウモアのパッケージ・デザインが変わった際には、買いませんでした。
グレンモーレンジはどうでしょうか。
自分が好きなモルトかどうかではなく、美人投票になるところが難しいところです。 ただ、たとえ値上がりするだろうという思惑が外れても、自分で飲むだけのことですので、それはそれで楽しいですが。
床下に寝かせているボトルのもうひとつの種類は、子供の生まれた年に蒸留されたボトルです。
彼らが成人して、シングル・モルトはうまい、と感じるようになったらプレゼントしようと思っています。
2007年09月17日
トマーチン 12年 (北米向け)
よく見かけるトマーチン12年は、丸瓶で黒いラベルのだと思うのですが、これは、アンチコリーと同じ瓶で赤いラベルのトマーチン12年です。 とある大阪・梅田のバーで、「トマーチンは決して嫌いじゃないんだけど、オフィシャルの12年は水っぽすぎる」と話してたら、マスターが奥の棚からゴソゴソとこの瓶を出して、グラスに注いでくれました。
よく見かける丸瓶で黒ラベルのトマーチン12年よりもコクのあるしっかりした味わいがします。度数が43%と、丸瓶で黒ラベルの40%より高いからだけでなく、シェリーの味とナッツな感じ、スパイシーさがしっかり出ているからです。
トマーチン 12年 43%(北米向け)
TOMATIN 12 Years old
【色】 薄い黄金色。
【香り】 麦芽の甘さと青りんごと梨(幸水)が渾然一体。わずかにシナモン。
【味】 ピーティさが口の中に広がると同時に、シェリーとナッツっぽさが感じられる。
【ボティ】 ミディアム。コクがある。
【フィニッシュ】 甘さとジンジャー様の暖かさが長く続く。
(特記) スクリュー・キャップ
くだんのマスター曰く、東京では、この角々した瓶の赤ラベルのほうが一般的らしいとか…私は、東京のバーには行った事がないので真偽のほどは分かりませんが、ただ、このボトルを見つけて買ったのは、東京のリカーショップでした。
そのリカーショップでは「このボトルは北米向け」と説明が添えられていました。
瓶の形状といい、パッケージングといい、オフィシャル物であることは間違いなさそうです。瓶の裏には、米国内で販売されているお酒に書かれてある飲酒に関する【政府からの警告文】が、後から貼ったシールではなくラベル自身に印刷されているので、北米向けであることもほぼ間違いないでしょう。バーコードの国コードも"08"で、アメリカ合衆国/カナダであることを意味しています。米国への輸入者名としては、INTERCONTINENTAL PACKAGING CO., というミネソタ州にある会社名がラベルに印刷されています。
このボトル、結構うまいので、日本向けでないことに対してくやしさみたいなのをちょっぴり感じますが、丸瓶で黒ラベルのトマーチン12年に水っぽさや物足りなさを感じるかたは、これを見つけたら(東京のバーに行ったら?)ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
よく見かける丸瓶で黒ラベルのトマーチン12年よりもコクのあるしっかりした味わいがします。度数が43%と、丸瓶で黒ラベルの40%より高いからだけでなく、シェリーの味とナッツな感じ、スパイシーさがしっかり出ているからです。
トマーチン 12年 43%(北米向け)TOMATIN 12 Years old
【色】 薄い黄金色。
【香り】 麦芽の甘さと青りんごと梨(幸水)が渾然一体。わずかにシナモン。
【味】 ピーティさが口の中に広がると同時に、シェリーとナッツっぽさが感じられる。
【ボティ】 ミディアム。コクがある。
【フィニッシュ】 甘さとジンジャー様の暖かさが長く続く。
(特記) スクリュー・キャップ
くだんのマスター曰く、東京では、この角々した瓶の赤ラベルのほうが一般的らしいとか…私は、東京のバーには行った事がないので真偽のほどは分かりませんが、ただ、このボトルを見つけて買ったのは、東京のリカーショップでした。
そのリカーショップでは「このボトルは北米向け」と説明が添えられていました。
瓶の形状といい、パッケージングといい、オフィシャル物であることは間違いなさそうです。瓶の裏には、米国内で販売されているお酒に書かれてある飲酒に関する【政府からの警告文】が、後から貼ったシールではなくラベル自身に印刷されているので、北米向けであることもほぼ間違いないでしょう。バーコードの国コードも"08"で、アメリカ合衆国/カナダであることを意味しています。米国への輸入者名としては、INTERCONTINENTAL PACKAGING CO., というミネソタ州にある会社名がラベルに印刷されています。
このボトル、結構うまいので、日本向けでないことに対してくやしさみたいなのをちょっぴり感じますが、丸瓶で黒ラベルのトマーチン12年に水っぽさや物足りなさを感じるかたは、これを見つけたら(東京のバーに行ったら?)ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
2007年08月29日
アベラワー 12年 ダブル カスク マチュアード
先日、大阪・梅田の成城石井で、家での普段飲み用に アベラワー 12年 ダブル カスク マチュアード を買いました。箱の裏には、正規輸入代理店以外の輸入者の名前が書かれたラベルが貼ってあったので並行輸入物であることはすぐに分かったのですが、私の知る限りでは底値だったので迷わず購入。
昨夜、それを飲んでいて、何気にボトルの背中側を見ていると、フランス語で何やら書かれたラベルの下に 2005/11/02 の文字が。。。

確か、これって、日本では今年の初め頃に新商品として発売されたのでは??と思いつつ、ちょっとネットで調べてみることに。
私は、並行輸入物の場合、まずバーコードを見ることにしています。バーコードの最初の2桁は国コードと呼ばれるもので、それを商品化した国がわかります。手元のアベラワーだと、30なので「フランス」ということになります(箱にもボトルにもフランス語が至るところに書かれているので、フランスから輸入されたものであることは明らかなのですが)。
これって、フランスでボトリングされたモノってことでしょうか??
とりあえず、"アベラワー 12 ダブル カスク"でグーグルってみると、ある酒屋さんのサイトで『本来はフランス向け』という記述を発見。ん?えーっと確か…と思って、モルト・ウィスキー・コンパニオン -5th Edition- を開くと、「アベラワー12年、ダブルカスクマチュアード、40度」が載っていて、『主にフランス市場向け』と書かれてあるけど、手元のボトルは43%
では、ということでアベラワーのサイトの商品一覧をみると、Franceと書かれた下に、12 Year Old Double Cask Matured がありました。写真の下には、『新しいオロロッソ・シェリー・バットの中で手間暇かけて熟成』と説明が。やっぱり、モルト・ウィスキー・コンパニオンに書かれているものとも別物?
アベラワーのサイトには、発売開始時期は書かれてありませんでしたが、もしかすると、2005年よりも前から発売されてたのでしょうか。
今年の初めのは、【国内では】新発売ってこと?それとも、2005/11/02 は日付ではない? 新商品だと思って買ったけど、これはまったくの別物??
♪でもそんなの関係ねぇ!、そんなの関係ねぇ~。(もしよろしければ、小島よしおのネタでも)
だって、おいしいですから。
私の飲んだ アベラワー 12年 ダブル カスク マチュアード は、まさに「これぞスペイサイド」と言った感じで、よく出来ていてコスト・パフォーマンスもいいと思います。
箱に書かれてあるテイスティングノートには、
色:金色を帯びた琥珀色。わずかにルビー(深紅色)。
香り:赤りんごのフルーティーさをともない、柔らかで円熟している。
味:シェリーの特徴とフルーティーな香味のバランスがとれており、濃厚なチョコレート、トフィー、シナモン、ジンジャーのスパイシーさ。
フィニッシュ:暖かく、ある種のスモーキーさと穏やかなコショウの香味がいつまでも続く。
とあります。
私の印象は、(オロロッソの割には)シェリーよりも、麦芽のドロップのような甘さ、刈った芝、の印象が強かったです。。。やっぱり、新商品とは別物なのかな。
アベラワーのサイトでは、これまでの細身(普通?)のビンの10年、15年もまだまだ現役続投の様子。並行輸入物だとしても、こちらもまだまだ入手はできそうです(情報の正確さに責任は持てませんが)。 ただ、ペルノ・リカールのサイトも見ましたが、アベラワーには、それほど力を入れてはいないように思えました。
すごい事実を発見できるかもと思って調べ始めましたが、まめ知識にもならない程度の情報しか... U-ェ-U
昨夜、それを飲んでいて、何気にボトルの背中側を見ていると、フランス語で何やら書かれたラベルの下に 2005/11/02 の文字が。。。

確か、これって、日本では今年の初め頃に新商品として発売されたのでは??と思いつつ、ちょっとネットで調べてみることに。
私は、並行輸入物の場合、まずバーコードを見ることにしています。バーコードの最初の2桁は国コードと呼ばれるもので、それを商品化した国がわかります。手元のアベラワーだと、30なので「フランス」ということになります(箱にもボトルにもフランス語が至るところに書かれているので、フランスから輸入されたものであることは明らかなのですが)。
これって、フランスでボトリングされたモノってことでしょうか??
とりあえず、"アベラワー 12 ダブル カスク"でグーグルってみると、ある酒屋さんのサイトで『本来はフランス向け』という記述を発見。ん?えーっと確か…と思って、モルト・ウィスキー・コンパニオン -5th Edition- を開くと、「アベラワー12年、ダブルカスクマチュアード、40度」が載っていて、『主にフランス市場向け』と書かれてあるけど、手元のボトルは43%
では、ということでアベラワーのサイトの商品一覧をみると、Franceと書かれた下に、12 Year Old Double Cask Matured がありました。写真の下には、『新しいオロロッソ・シェリー・バットの中で手間暇かけて熟成』と説明が。やっぱり、モルト・ウィスキー・コンパニオンに書かれているものとも別物?
アベラワーのサイトには、発売開始時期は書かれてありませんでしたが、もしかすると、2005年よりも前から発売されてたのでしょうか。
今年の初めのは、【国内では】新発売ってこと?それとも、2005/11/02 は日付ではない? 新商品だと思って買ったけど、これはまったくの別物??
♪でもそんなの関係ねぇ!、そんなの関係ねぇ~。(もしよろしければ、小島よしおのネタでも)
だって、おいしいですから。
私の飲んだ アベラワー 12年 ダブル カスク マチュアード は、まさに「これぞスペイサイド」と言った感じで、よく出来ていてコスト・パフォーマンスもいいと思います。
箱に書かれてあるテイスティングノートには、
色:金色を帯びた琥珀色。わずかにルビー(深紅色)。
香り:赤りんごのフルーティーさをともない、柔らかで円熟している。
味:シェリーの特徴とフルーティーな香味のバランスがとれており、濃厚なチョコレート、トフィー、シナモン、ジンジャーのスパイシーさ。
フィニッシュ:暖かく、ある種のスモーキーさと穏やかなコショウの香味がいつまでも続く。
とあります。
私の印象は、(オロロッソの割には)シェリーよりも、麦芽のドロップのような甘さ、刈った芝、の印象が強かったです。。。やっぱり、新商品とは別物なのかな。
アベラワーのサイトでは、これまでの細身(普通?)のビンの10年、15年もまだまだ現役続投の様子。並行輸入物だとしても、こちらもまだまだ入手はできそうです(情報の正確さに責任は持てませんが)。 ただ、ペルノ・リカールのサイトも見ましたが、アベラワーには、それほど力を入れてはいないように思えました。
すごい事実を発見できるかもと思って調べ始めましたが、まめ知識にもならない程度の情報しか... U-ェ-U





