ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」「大麦」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

2008年02月14日

バレンタインの日に

昼休み、チョコレートの香りがそこはかとなく漂うオフィスを歩いていると、
ひとりの女性社員から呼び止められた。

 「手を出してください」

そう言われ、そっとぼくが手のひらを差し出すと、
彼女は、女性社員の人数と同じ粒数の麦チョコを、袋からパラパラとのせて、
「みんなからの気持ちです」と、にっこり笑って立ち去った。

手のひらの上で溶けはじめた麦チョコを見つめ、ぼくは思った。
『・・・嫌われてるかな』
  

Posted by barley at 13:23Comments(8)TrackBack(0)日記

2008年02月02日

如月の


カレンダーの写真も変わって、もう二月。
今年も残すところ11ヶ月となりました。

1ヶ月前の元旦に簡単に立てた一年の計…みなさんの進捗は如何でしょうか。


私のウィスキーに関する一年の計のひとつは、
『月曜日は休肝日にする。1ヶ月に1回は火曜日もで二連続休肝日にする。』

1月は31日に、ようやく1日だけ休肝日にすることができました。
うぅ~む。休肝日にできなかった理由を見直して、改善策を考えねば。


もうひとつの一年の計。
『シングル・モルトのエバンジェリズム』

こっちは、年末からちょくちょく顔を出しているガード下の立ち飲みで、
隣あわせた若者に啓蒙してるので…ちょっとは成果が上がってるかも。

けど、ウィスキーを勧めたときの反応に、「悪酔いするから」というのが結構多いのにはビックリです。
この話はまた改めて書きたいと思います。  

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2008年01月22日

シガーテイスティング会

日曜日に催されたシガーテイスティング会に行ってきました。

会場となったバー・UIGEADAILさんは、JR大阪環状線の福島駅から徒歩すぐで、JR神戸線に乗っていると、車窓からその看板が目に飛び込んできます。"A"の文字がArdbegのそれと同じ書体で、モルトに力を入れておられるバーであることは一目瞭然のお店です。


で、テイスティングのほうですが、用意していただいたシガーとモルトはオフィシャル・ブログを見ていただくとして、私は、パンチを吸って、ボリバーは持ち帰りました。


ブラドノックは、正直なところ、それだけを飲んでいてもあまりうまいとは感じなかったのではと思うのですが、休みの日の昼下がりに火をつけたシガーとのマリアージュはとてもよかったです。マリアージュを取り持ったキューピッドは「オーク」。

それから、オーバンとのマリアージュもかなりよかったです。オーバンの良さがグンと引き立った感じに。早速、家飲み用のモルトにオーバンを追加しました。キューピッドは「こがしたカラメル」。

逆に、クラガンモアは、ちょっと青っぽい、生っぽい感じがして私には好ましくない感じに。タリスカーは、マリアージュしてもそのままで、お互いに歩み寄るところがないところになぜか親近感を(笑)。この2種類には、いいキューピッドがいませんでした。

グレンファークラスは、それだけ飲んでも抜群にうまいことは知っていましたし、ほんのりとシガーが香るくらいがいいのではと思ったので、吸っていたシガーを消した後で、回りに漂っているシガーの香りだけで楽しみました。「シガーを吸っている人の隣りが特等席」とはよく言ったもので、まさにその通りだと思いました。

ちなみに、カリラはパスしました…グレンファークラス以外はお替り自由だったので、ちょっと飲みすぎてしまったので。。。


今回参加して、自分ひとりではきっと試さなかったのではないかと思うマリアージュをいくつも試すことができて、意外な発見も数多くあり、モルトとシガーを組み合わせる楽しみ方の幅がますます広がったように思います。


ウスケバのスタッフのみなさん、そして、UIGEADAILさん、
ほんとうにありがとうございました。
めっちゃ楽しめました!

カナモリさん--
最初から、かなりハードルを上げてしまいましたね。
次回も期待しています♪  

2008年01月13日

Glenfiddich

今から20年近くも前の話ですが、当時私は、米国サンフランシスコから南へ車で1時間ほど走ったところにある「シリコン・バレー」という呼び方で知られていたコンピューター関連の会社が集まっている地域で勤務することになりました。

けれども、私の英語の能力は、研修や視察ではない<業務>をこなしていくには十分ではありませんでした。つまりは、いっしょに働いている人たちが何を言っているのか十分に分からない、自分が言いたいことが伝えられない、という状況で仕事をスタートしました。

勘違い(理解不足)から間違いをしたり、仕事を滞らせたりしてまわりには迷惑をかけてばかり。同僚はみんな、私に温かく接してくれるのですが、自分の能力の無さがほとほとイヤになっていました。
そして、1週間ほど過ぎた頃には、私は当初の元気も意気込みもなくなり、すっかり落ち込んでしまっていたのです。

そんなとき、私のメンター(指導)をしてくれていた同僚から、一緒に飲みに行こうと誘われました。
「おまえはやっぱり日本人だから、ジャパニーズ・サケが飲めるところがいいか?」と聞かれたので、
「折角なんだから、あなたの国の酒を飲んでみたいです」と答えたところ、
「おれのおじいさんはEnglandの出身だから、それじゃ、スコッチ・ウィスキーだな」
ということで(私の英語力はこんなものです)、Duke of Edinburgh いうブリティッシュ・パブに連れて行ってくれたのです。

そこで彼は「おまえは初心者だから、これを飲め」と勧められたのが、グレンフィディック ピュア モルト(Glenfiddich pure malt) でした。このときのボトルには「8」と熟成年数が書かれていたように思うのですが、はっきりと覚えてません。

ショットグラスに注がれた淡い黄金色のグレンフィディックをひとくち啜ったときの驚きは今でもよく覚えています。西洋梨のような、青りんごのような、そしてなぜか、カカオの風味もして…と、こんな旨いウィスキーがあるのかと、さすがアメリカだなぁと、とんちんかんな感心をしたものでした。

「どうだ? 飲めるか?」とメンターの彼に聞かれて私は「とても美味しいです。いままで飲んだことがあるウィスキーとは全然違います」と。すると彼は、「これはウィスキーの中でもシングル・モルトと言って…」と説明を始めてくれました。実は、このときまで私はシングル・モルトのことは知りませんでした。彼はスコッチのシングル・モルトについて色んなことを話してくれました。


彼の話を聞いているうちに、彼の喋ってる内容をきちんと理解できてるし、うまく聞きとれなかったことを聞き返したり、分らないことを質問も出来るし、日本酒について語ったりもしている自分がいました。
それは、数杯飲んだグレンフィディックの酔いのおかげで、瑣末な文法の間違いや自分の発音に神経質にならなくなって、<英語>に注意するのではなく、彼との話の内容に注意が向くようになっていたからだったんだと、後日気がつくことになるのですが。


そんな風にして、私がシングル・モルト愛好家になるきっかけになった Glenfiddich ですが、ボトルのデザインが変わりました。シンプルかつモダンで、前のより男性的な印象を受けます。今回は箱までも三角柱形になったのですが、箱の中でボトルをくるくると回せるくらいにちょっと太っちょです。
味の方は大きくは変わっていないようですが、ややドライになった(特に、フィニッシュが)ように思えます。  

Posted by barley at 23:53Comments(14)TrackBack(2)モルト

2008年01月02日

賀正

私のウィスキーの原体験は、○学生の頃、父親に「正月だから」と飲ませてもらったホワイト・ホースやオールド・パーでした。もっとも、薄ーい水割りででしたが。

そんな子供の頃のお正月を思い出しつつ、今年の開けましておめでとうボトルはこれにしました。私が、GLEN ELGIN をうまいと思うのは、そんな原体験からなのでしょうか。



新年あけましておめでとうございます。
みなさまにとって素晴らしい一年になりますよう心からお祈りいたします。
そして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
  

Posted by barley at 10:39Comments(9)TrackBack(0)ごあいさつ

2007年12月31日

年の瀬に

先週の金曜日(28日)が仕事納めだったのですが、今年のバーでの飲み納めということで、芦屋のバーにお邪魔しました。


軽くギネスを頂いた後、今年最後に外で飲むモルトは何にしようかなと考えているとき、ふと「モルトが大好きな方」のことが頭に浮かびました。 まだ、ブログ上でしかお話しさせてもらったことがない方なのですが。

そこで、マスターに「Rosebank」を所望しました。
私が、たくさんの種類をちょっとづつ飲みたいことをよくご存知のマスターは、3つのグラスを並べてくださいました。

Glencara Triple Distillation Bourbon Cask 15y
The Whisky Exchange 1991 'Greek' label
The Whisky Experience 1991 16y


Triple Distillationは、ちょうど芦屋のバーにお見えだった m…co様にエピソードをうかがいながら飲ませていただきました。 Rosebankらしい、繊細な中にも芯の強さが感じられます。

The Whisky Exchangeのは、言うまでもなく、モルトが大好きな方が以前 プロフィールの写真に使われていたボトル。 朴訥とした素朴でやさしい味わいがいいです。

The Whisky Experienceは、記事があったかどうかちょっと覚えていないのですが、その香味は、Rosebankの繊細さや華奢なところを損なうことがない程度にほのかにシェリー樽熟成の風味が感じられます。 私の好みです。

久しぶりのRosebankでしたが、間違いなく旨いモルトだと再認識しました。



実はこの日、クライフさんにもお会いできるかなと期待して行ったのですが、どうやらすれ違いだったようです…もう少し、早くに行っとけばよかったと悔みました。


ウスケバにブログを書き始めて4ヶ月ほどの私ですが、たくさんのブロッガーの方々と直接会ってお話しさせていただく機会がありました。 それはとても楽しい時間でした。
逆に、私の不精の所為で、ご挨拶ができないままになってしまっているみなさんがまだまだたくさんおられます。 が、どんな方が書いておられるのだろうと想像しながら記事を読ませていただくのもまた楽しいです。

ウスケバでブログを書き始めて、ほんとうによかったと思います。



晦日の今日は、1日かけて網戸と窓ガラスを洗い、大晦日の明日は、正月の買出し・・・おそらく、今年、記事を書くのはこれが最後になると思いますので年末のご挨拶を。


楽しい記事、面白い記事、ためになる記事、そして、考えさせられる記事を読ませていただき本当にありがとうございました。 また、私の記事へ頂いたコメントにもとても感謝しています。
みなさまに良い新年が訪れます様、心からお祈りしております。
そしてまた、新しい年も引き続きよろしくお願いいたします。  

Posted by barley at 02:56Comments(11)TrackBack(0)ごあいさつ

2007年12月23日

5 > 6 …???

昨夜、会社の忘年会の帰りにBAR婆娑羅によってから電車に乗ったのですが、やはり少々飲み足りなかったので、芦屋のバーにもお邪魔することに。

シェリー熟成の山崎の後味がまだ残っていたので、「こってりシェリー系」をお願いしたところ、キングスバリー ケルティックシリーズ クライヌリッシュ 1991 をサーブしていただきました。
1990 のそれととてもよく似た味わいです。 ちなみに、私はこんな感じは大好きです。


次に何を飲もうかと考えているときに、ポートシャーロット6年が目に飛び込んできたのでお願いしました。 すると、気を利かせてくれたやさしいマスターは、「PC5もどうぞ」とグラスをふたつ並べてくれました。 ありがたい。

PC6の印象は「強烈」でした。アタックが強い。 しぶみと舌への刺激もかなり感じられます。 この感じ、アイラ好きにはたまらないのでは。
で、PC5。 PC6に比べると穏やかで、なぜかこっちの方が熟成年数を経たような印象を受けました。
…うーむぅ。

熟成年数が長いほうが、よりまろやかになり、好ましい香味が加わる、という私の理解はちょっと揺らいだような。 この先、ポートシャーロットがどのように熟成されて行くのか、楽しみにしたいと思います。


この日は、PC5をもう一杯頂いて、家路につきました。



芦屋のマスターのPC6の記事を読み返すと「少ーし〔加水〕すると…」と書かれています。
そういえば、加水するための水もいっしょにサーブしていただいてました。 加水することがあまりない私なので、うっかりマスターの心遣いを無にしてしまいました。
…もう一度、PC6を飲みに行こうっと。  

Posted by barley at 01:58Comments(4)TrackBack(0)

2007年12月23日

ハギス、頂きました

昨夜は、会社の忘年会に参加した後、うまいモルトが飲みたくなったのでバーに寄って帰ることに。
『バー』で思い出したのが、Bar(飲食店向け)限定の山崎 THE CASK of YAMAZAKI。
ならばということで、塚本で途中下車。

お店に着いて、Bar限定の山崎を見せてもらう。
ヘビリー・ピーティッドと、かなり濃い色をしたシェリーバット熟成の2本が開いていました。

どちらを先に飲むかでかなり悩みましたが、ヘビリー・ピーティッドから頂きました。
グラスを鼻に近づけたとたん、圧倒されるようなピートの香り。

そこへ、マスターから「ハギス、食べますか?」と。
もちろん私は「頂きます!」

しばらく待っていると、目の前にマッシュポテトが添えられたハギスがサーブされました。
羊の内臓は国内ではお店で出せないそうで、牛を使っているとの事。
これがまた、うまい。 かなりうまい。
牛の内臓を使っているので、程よくクセのある味。
そして、ヘビリー・ピーティッドの山崎とよく合う。 ハギスのこってりさを山崎がさっと流し、さらに、ピートの香りが鼻をくすぐる。 そしてまたハギスを口にするとフレッシュに味わえるという寸法。 やっぱり、その土地の食べ物と合わせるというのは王道か。
忘年会でたらふく食べた後なのに、パクパクと頂きました。
下ごしらえをしたハギスをどのように保存しておくかなど少々ご苦労があるようですが、ぜひ定番メニューにしてもらいたいです。

ハギスをペロリと頂いた後、もう1本のシェリーバット熟成の山崎を所望。
マスターはちょっと体調を崩されていて未だテイスティングされていないとのことですので詳しく書くのは控えますが、非常に複雑で、何層にも重なっている香り。 そして、「山崎」であることも静かに主張しています。 とても心地よいです。


もう少し飲みたい気分でしたが、終電の時間が近づいてきたので、この日はこれで失礼しました。


あ。 それと、ハギスを待っている間に、ハイランドパーク蒸留所のジオラマも見せてもらいました。 質感も高く、よく出来ています。 我が家にも欲しいけど、ちょっと置き場所に困る大きさかも。 それに、個人が手に入れようと思えば、1年間はハイランドパークのみを覚悟しなければ...  

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2007年12月21日

客だから

クライフさんの記事を、東京へと向う、日の出前の新幹線で読んだとき、思わず寄ってって握手したくなりました。
まったく同感です。

記事へのコメントとして私の意見も書かせてもらおうかとも思ったのですが、少々長い文になりますし、自分のブログで書くことにしました。
これから書くことは、客としての私が、サービスしてくれる人へ接するときの話です。
(たとえば、サービスへの注文やクレームを言うか言わないかは置いといて、言うことにしたときの伝え方についてです)

日本人は誰かと接するときに、自分より上の立場の人なのか、それとも、下の立場の人なのかということを意識して行動を決める傾向が強いと言われています。このことは、敬語に、相手を上の立場に持ち上げる〔尊敬〕、自分が下がって謙る〔謙譲〕、そして、〔丁寧〕という3種類があることからも分かります。そしてこれは、言葉だけではなく、態度にも表れます。例えば、その人を敬う気持ちを表すときには、謙った態度(謙譲)をとることがあります。
(ちなみに、アメリカ人は、相手と自分が同等であるという態度をとることによって、敬意を表すことが多いようです)

特に、サービス業のかたは、お客さんに対して謙った態度をとるという敬意の表し方によって、もてなしの気持ちや相手に対する歓迎、親近感、好意的であることを表されることが多いのではないでしょうか。そしてそれは、お客さんを上の立場に持ち上げることでもあり、それが自然であるほど、客の立場としては気分も良くなります。

でも、お客さんは、そのように謙った態度で接してもらったからと言って、自分が偉くなったかのように勘違いして横柄な態度になってしまってはいけません。
サービスされる側のお客さんは、上座です。それは、間違いありません。 客を上座に置かないサービスしかできないところには、行かないほうがいいです。
けれども、上座のお客さんが偉いわけでもありません。


客であっても、サービスする側の人に敬意を表すのが礼儀というものではないでしょうか。
でも、お客さんも同じように謙っては、それはそれで無粋です。せっかく、上の立場にしてくれているのに、その心遣いが台無しになってしまいます。


そこで、お客さんの立場としては、〔丁寧〕な態度や言葉によって応えるのが良いのではないかと考えるのです。サービスしてくれる人への敬意を、丁寧な言葉や振る舞いによって表わすのです。丁寧な物腰で接するのです。



以前、受講したことがあるパワー・ハラスメントに関する講習の中に出てきたのですが、「自分がパワハラをしていないか?」ということをセルフ・チェックするためのリストに、
・そのような言動を、あなたの最愛の人や両親に対してもできますか?
・そのような言動を、相手の方の家族に対してもできますか?
・そのような言動を、あなたの家族が見ている前でもできますか?
というものがありました。

私は、「サービスをしてくれる人は下僕で、それに対して対価を払っている」という考えを否定するつもりはまったくありません。 それは、その人の考え方です。
が、このチェック・リストにNOと答えるような言動ならば、できれば私の目に見えるところではして欲しくないです(=プライベートな空間でのみして欲しい)。


・・・論点が、「サービスする人 と 客」の話から、「同じ空間でサービスを受けている客 と 客」に移りそうなので、そろそろこの辺にしておきます。
  

Posted by barley at 22:18Comments(4)TrackBack(0)日記

2007年12月19日

小さくエバンジェリスト宣言

昨日、用事があったので仕事を早い目に切り上げて会社を出ました。
久しぶりに、梅田の阪急百貨店が開いている時間帯に前を通ったのですが、WSJさんが店頭販売されていることを思い出し、ちょっと立ち寄ることにしました。今回の店頭販売では試飲はないことを知りながらも(!)立ち寄ろうと思ったのは、数名の方が投稿されていたSMWS冬のテイスティング会@大阪の記事を読んで感じた、ちょっとした心配事をこの耳でも確認したいと思ったからです。

「WSJさんは、企業活動を縮小されるのか?」

店頭におられたのは、相変わらずチャーミングなウスケバのスタッフの方。
『SMWS試飲会の件は本部の方針でそうなっただけで、WSJはまったく変わりません』と、私の心配事を否定されました。おまけに、SMWS試飲会に代わるイベントも考えておられるようだったので、安心しました。
(って、HAYAFUNEさんの記事通りということなのですが …すんません)

とは言え、関西のウィスキー愛好家も頑張らないと、盛り上げないと、と思います。
では、どのようにして?

やはり、ウィスキーの消費量(あるいは、購買数)を増やすことでしょうか。
そのために私が出来そうなことは…

・これまで以上にウィスキーを飲む ← いつまでも変わらず飲み続けるという願いがドクター・ストップによって絶たれる可能性あり。

・これまでよりも高額なウィスキーを飲む ← 家計が破綻する可能性が大いにあり。

ということで、私が消費する量を増やすのには無理がありそうです。

となれば、ウィスキーを好んで飲む人を増やすしかありません。
そのために私が出来そうなことは??


…色々考えたのですが、とどのつまりは、ウスケバにウィスキーが飲みたくなるような記事を書くことくらいかな、と。
(読者数を増やすことも考えたいですが)

ということで、ウィスキーが飲みたくなるような記事を目指して、これからも投稿していこうと思いますので、よろしくお願いします。



ところで、冒頭に書いた「用事」なのですが、実は、Sake Shop Satoさんにお願いして取り置いていただいていたボトルを取りに行くことだったのです。で、Satoさんところで試飲もさせていただきました。

こんなのや、こんなの。

それから、GMプライベートコレクションのバルブレア(GM Private Collection Balblair)。シェリー樽の特徴が強いのですが、決していずれかの特徴が「強すぎ」にはなっていません。バルブレアはもともとおとなしめだと思うのですが、これは特に穏やかで円熟感があり、とても満足できるモルトだと感じました。

それと、JISさんが選んだ、同じくGMのストラスアイラ(Strathisla)の1960。リフィルのホッグスヘッドとのことですが、そうとは思えないくらいにこてこてシェリーの濃い色をしています。香りは、最初はあいまいなのですが、時間と共に伽羅の香りが鼻腔をくすぐります。ずっと嗅いでいたいとても良い香りです。アフターテイストでは、深く炒ったコーヒー豆の苦味がリコリスの甘味に変わっていく様子がとてもおもしろいです。

…クリスマスの日には枕元に靴下を吊るしておくから、入れておいてもらえないかなぁ。  

Posted by barley at 18:08Comments(9)TrackBack(0)日記

2007年12月14日

自由のブルースを歌いあげる~!?

今年のスケジュール帳も、最後の月の残り半分になりつつあります。
私のには、2連続休肝日は取れないようなビミョ~な間隔で忘年会の予定が入っています。

年の瀬も近づいてきて、流行語大賞のように「今年の○○○」という話題を聞くことが多くなりましたが、みなさん、『ウスケバ杯 第1回ウィスキー・オブ・ジ・イヤー2007』の記事はご覧になられたでしょうか?

自他共に認めるウィスキー好きが集うウスケバで行われる人気投票!
是非、みなさんもごいっしょに。



↓↓↓ 以下、犬井ヒロシ風に♪ ↓↓↓

『ウィスキー・オブ・ジ・イヤー2007のブルース』 聞いてくれ~
ウスケバ杯 第1回ウィスキー・オブ・ジ・イヤー2007に投票するときの話やけど、
一番みんなが投票しそうなボトルを選んで「ん~、さすが○○さん、舌と鼻は確かやなぁ」と賞賛を浴びるのを狙うか、
それとも、
「オレが一番やと思うボトルが一番に決まってるやんか!」ゆーて、かんなりヒネッたマニアなボトルに投票するのかは・・・自由だ~♀_(▼O▼) 》"

ウィスキオブジヤ is freedom、 ウィスキオブジヤ is freedom、
さ、いっしょに♪
ウィスキオブジヤ is freedom、
THANK YOU!

でも、一番になりそうやと投票したボトルに一票も入ってなかったら、正月からかなり落ち込むでっ。  

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2007年12月11日

亀の手

今日、家に帰ると、食卓の器に「亀の手」が盛られていた。



といっても、ウサギさんと競争したカメさんの手ではなく、磯の岩場の隙間などに群生しているフジツボの仲間。 湯がいてから皮のところを剥いて、中の身を頂く。 亀の手は、エビやカニなどと同じ甲殻類で、味はシャコ(蝦蛄)に似ているのではなかろうか。

亀の手の皮をひとつひとつちまちまと剥いて出てくるほんの小さな身をほおばりつつ、ぐびぐびっとビールを飲む・・・この幸せなひととき。

壁の時計に目をやると、もうすぐ7時。
よし。 今日のモルトは、1杯目から ARDBEG Almost There  

Posted by barley at 17:12Comments(14)TrackBack(0)日記

2007年12月04日

ホルモン忘年会2007

先週から、「どうしてお肉を食べないの?」と家族に不審がられるほどに肉抜きにして、当日は、芦屋のマスター秘伝「がっつり食べる前にはアミノバイタルPro」を飲んで挑んだ【ホルモン忘年会2007】…楽しかったです。

お肉は、全体に赤身系で脂はほとんど感じられず、メタボにやさしいホルモンでした♪
それを、会長自ら、見事なトングさばきで絶妙な焼き加減に仕上がったところで、みんなの取り皿に取り分けていただきました。外は香ばしく焼けてるんだけど、中はほんのりレアーでジューシー。いや~、さすが会長でした。

二次会のBBCさんは…きっと私ひとりでは行けない/行かないディーブな雑居ビルの奥に隠れたバーボンの名店。私は、ケーデンのフランクフォートをがっつりいただきました。グラスになみなみとついで頂きました某W氏に感謝!

某呑氏の軽妙なギャグ。某B兄さんのダジャレ。体だけでなく実は声も大きかった某A氏。静止画で参加の大分のみなさん…私もいつしか時を忘れ、素の飲んだおっさんになってました。

そして、BBCで合流された 某か嬢。濃~いおっさん連中にも互して引かず…けど、とってもかわいい素敵な方でした。


みなさんとウスケバで出会わなければきっとお話することもなかったんだろうなと思うととても不思議です。
そして、まだお会いしていないみなさんともいつか会える日を心待ちにしています。


ところで、お会いしたことのある方のブログを読んでいるとき、その方の声やしゃべり方で記事が読めてしまうのは面白いです。



 

  

Posted by barley at 01:48Comments(7)TrackBack(0)飲み歩き

2007年11月27日

ぐい呑でカフェ

あるクレジット・カードの会員誌に、白洲信哉氏(白洲次郎氏の孫)が書いたシングルモルトに関する記事がありました。そしてその記事には、シングルモルトを陶器で飲んでいるカットがいくつか添えられていました。

「ジャパニーズなら合うかもなぁ」…と思って、私も真似してみました。

私が持っていて、人様にお見せできる陶器と言えばこのぐい呑くらいなのがお恥ずかしいです。そして、ジャパニーズ・ウィスキーは、先日記事で書いたニッカ『シングルカフェモルト12年』しか持っていないのがこれまたウスケバ的にはかなりお恥ずかしい限りです。

ぐい呑で飲んだほうが、器の口に当たる部分が厚い分だけ、心なしかまろやかで甘く感じます。ガラスの器でこれだけぶ厚いと野暮ったい感じがしますが、陶器だと何の違和感がないのも不思議です。


ニッカ シングルカフェモルト 12年 
Nikka Single coffey malt 12 years (55%)
【色】 赤銅色。
【香り】 ユーカリ油。大麦のもみ殻。青い麦。新緑の芝(グラス・スキー?)。
【味】 最初は無味に近い? やや時間をおいて甘味。クリームのようなテクスチャ。
【ボティ】 ライト ~ ミディアム。
【フィニッシュ】 おだやかだがすっきりとドライ。余韻はややオイリー。


このモルトを初めて飲んだ時の素直な印象は「これってグレーン・ウィスキーじゃないの?」でした。
あるいは、ジュニパーの香りがあまりしない、ライトなジンです。

呑んだくれさんが紹介記事で引用されていた「グレーンウィスキーの原料を麦芽100%にする」(「琥珀色の夢を見る」P194)という意思を具現化したのがこれであれば、このモルトは100点満点です。

では、麦芽100%のグレーンウィスキーとは?
そもそも、法律上としてではなく、モルトとグレーンの違いは?
私が理解しているグレーンウィスキーの特徴は、実は、スチルの形状の特徴?


これらの疑問をきっちり押さえておかないと、このモルトは十分に理解できないように思えるのですが。。。みなさんからのご教示とご意見、コメントをいただければ幸いです o(_ _)oペコッ  

Posted by barley at 17:32Comments(8)TrackBack(0)モルト

2007年11月26日

THE GLENLIVET MALT DINNER

11月24日大阪で開催された THE GLENLIVET MALT DINNER に行ってきました。



これは、「ザ・グレンリベット コニサー・クラブ」というグレンリベットの愛飲家が集まるクラブのイベントで、マスター・ディスティラーのジム・クライル氏と共に、5種類のグレンリベットとそれに合わせた料理を楽しむパーティーでした。ちなみに、「ザ・グレンリベット コニサー・クラブ」は、Webで登録さえすればグレンリベットの愛飲家でなくても成人であれば誰でも入れます(笑)。

パーティーが始まって、まず最初はグレンリベットのプロモーションビデオが流されました。蒸留所のまわりの景色がふんだんに盛り込まれた、グレンリベットの歴史の紹介で、なかなか見応えのあるビデオでした。

その後、ジム・クライル氏が登場し、蒸留所や製品のプレゼン。ジム・クライル氏の話を聞くのは初めてだったのですが、面白みには欠けるといいますか、非常に実直な説明でした。ま、ディスティラーに話芸は必要ないですからね。ただ、グレンリベットに対する誇りと自信はひしひしと伝わってきました。

そして、いよいよ、テイスティングと料理です。

ひとつめは、12年のソーダ割り。
出された料理は、オードブルとサラダ。
「ソーダ割りにしたのは、日本のスタッフの考え」とのことでしたが、喉が渇いていたせいもあってか、これが結構美味しかったりしました。

ふたつめは、15年 フレンチオークのワンロック。
料理は、スモークサーモンとニシンのマリネ、クラブハウスサンドイッチ。
ワンロックは、グレンリベットが勧めている飲み方(たぶん、日本でだけ)で、ロックグラスで氷を1個だけ入れる飲み方です。正直なところ、15年フレンチオークは、ストレートで飲んだほうが美味しいです。フレンチオークの華やかさが感じられず、こもったような印象になってしまいます。

みっつめは、ナデューラの、これもワンロック。
料理は、鮭と蛤の白ワイン蒸しと、魚介のポアレ。
ナデューラはパンチがあるというか、パワフルです。それは、ワンロックにしても変わらず。うまいです。ただ、魚介類と合わすと、ちょっと魚臭さが強くなるような。。。
このときのグラスには THE GLENLIVET の文字が入っていて、結構重みのあるどっしりとしたロックグラスでした。私はこのグラスが気に入ったのですが…ペルノ・リカールの方がもしもこの記事を読まれていたらお願いです。このグラス、もらえないでしょうか?

よっつめは、XXV(25年)のストレート。
料理は、豚ロースの網焼きとシャリアピンステーキ。
XXVは、22、3年間トラディショナルな樽で熟成させたあと、ファーストフィルのシェリー樽で熟成させたとのこと。こてこてのシェリー樽熟成では決してないですが、やはり、シェリー樽の特徴が色濃く出ています。かなり美味しいですが、食中酒ではないと思います。食後に、シガーと合わせて楽しみたい感じです。
ところで、このXXVの説明のときに、ジム・クライル氏は、最初の22、3年間の熟成をただ単に "in traditional casks" と言ってたのですが、通訳の方は「伝統的なシェリー樽やバーボン樽で」と説明されてました…ほんと?

そして、最後は、1964ビンテージのストレート。
デザートが出されましたが、私は遠慮しておきました。
これまで4種類は、同じモルトでだんだんと熟成年数が増えていっているという感じだったのですが、このセラー・コレクション第5弾である1964はまったくの別物。劇的に美味しい。この時点で、お替りをしたのもあったので 6、7杯飲んでいて酔いも回ってきてたし鼻も舌も鈍くなっていたのに、一瞬パッと目が覚めたようでした。とても心地よい、いい気持にさせてくれるモルトでした。もう一度、鼻と舌がフレッシュなときに、じっくり味わってみたいです。



ところで、このパーティーに、バサラのSさんも来られていたのですが、ジム・クライル氏の方から歩み寄って握手をされていました。さすが、ベスト・ブランド・アンバサダーです。


それと、このパーティーで少しだけ嫌な気分になったことがありました。それは、5種類のモルトがサーブされるごとにジム・クライル氏がそのモルトの説明をしてくれたのですが、XXVや1964の頃になると、説明を聞かずに参加者のみなさんでお互いに談笑されてた方が多かったこと。「みんな、おしゃべりはやめてジム・クライル氏の話を聞こうよ」と思ってしまいましたとさ。


とは言っても、パーティー自体はとても素晴らしいものでした。参加は無料でしたが、あの料理だけで一人一葉ではきかないと思います。さすがグレンリベットは太っ腹といいますか、ペルノ・リカールさんが力を入れておられるのもよくわかりました。

ザ・グレンリベットのみなさんとペルノ・リカールさんには、「素敵なおもてなしをありがとう」と言いたいです。


…これからは、「とりビー」はやめて、まず一杯目は「リベット12年のソーダ割り」にしよっかな。  

Posted by barley at 02:16Comments(11)TrackBack(0)モルト

2007年11月23日

宮っ子

私は、兵庫県西宮市に住んでいます。甲子園球場がある市です。
市内では、西宮市民のことを「宮っ子」と言ったりします。
昭和54年に創刊された地域コミュニティ誌「宮っ子」が始めた呼び方なのですが、”西宮の子”からきています。私は、生まれも育ちも西宮で、生粋の宮っ子です。

今日、ニッカ『シングルカフェモルト12年』が我が家に届きました。


ニッカウヰスキー西宮工場で“カフェ式連続蒸溜機”を用いて蒸溜し、樽の中で12年以上熟成させたモルトウイスキー、です。 だから、こいつも宮っ子です。

「カフェ式連続蒸溜機」と言うよりも、「コフィースチル」あるいは「パテントスチル」と言ったほうがピンと来る方が多いかもしれません。
ニッカの創業者である竹鶴政孝は、1963年にこの蒸留器を西宮工場に導入しました。それは、私がまだ1歳のことです。

私は小学生の頃、この蒸溜機を見たことがあります。てっぺんが見えないほどにそびえ立つ金属の機械は、まるで「鉄腕アトム」か「ウルトラマン」の世界からやってきたかのように思えました。


私が生まれた頃にやってきた、間近で見たこともある蒸留器で、西宮で作られたモルト…私にはなんとも特別に思えるモルトです。

そのテイスティングについては、じっくりと味わってからまた書きたいと思いますが、まさに「麦の汁」の味わいです。


今夜は、この『シングルカフェモルト12年』とともに、思い出に耽る時間を過ごします。  

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2007年11月22日

いつまでも変わらず飲むために

11月4日の記事で、蒸留所名ははっきり書きませんでしたが、6thまでもがリリースされたと書いたオフィシャルのPort Ellenですが、その時点ですでに 7th がリリースされていました。 1979年蒸留の 28年物で 53.8%、 5274本の販売。 ヨーロッパでは10月上旬には発売されていたようで、国内でもそろそろ酒屋さんで売られているのを見かけるようになりました。

この Port Ellen のオフィシャルは、Annual Release つまり、年に一度リリースされるシリーズのようです(私はこれまで気づいてませんでした)。 ただし、【いつまでリリースされ続けるかは分からない】とのこと(当然!)ですが、少なくとも10thくらいまでは、この「年に1度のリリース」に出会えそうだと思うのは、私だけでしょうか。 お値段のほうは、これからもどんどんどんどん上がりそうですが。


「年に1度」、そして 「どんどん上がる」と言えば、先週 受診した人間ドックでの私の検査数値の結果です...メタボ一直線。
メタボリック・シンドロームと言えば、なんとなく音の響きは良くてシリアスさに欠けますが、要は、高血圧で、高脂血症で、血糖値が高い訳です。 自覚症状がない疾病だけに厄介です。
実は、ここ5年ほど、γ-GTPやコレステロール値などの数値は、基準値よりも高めながらも変動はなかったのですが、今年は昨年よりも一段と上がっていました。 運動もそこそこしてましたし、食事にもそれなりに気をつけてただけに、ショックです。

やっぱり、原因はアルコール・・・ですねぇ、きっと。 ですので、

変わらずにお酒を飲み続けるために、お酒の飲み方を変えなければならない。

映画「山猫」でバート・ランカスターが演じる老貴族の言葉 「変わらずに残るためには、変わらなければならない」 をもじって決意表明してみましたとさ。


では、どのように変えるのか。
それについては、また改めて(鋭意検討中)。  

Posted by barley at 16:23Comments(8)TrackBack(1)日記

2007年11月13日

箱もおしゃれ

グレンモーレンジのWebサイトがリニューアル・オープンされたという記事を書いた先週の金曜の会社帰り、成城石井・阪急三番街店で新しいグレンモーレンジが売られていたので、「オリジナル」を思わず、といいますか、ジャケ買いしてしまいました。

新しいモーレンジは、箱もとってもおしゃれになっています。おまけに、作りもしっかりしています。<オリジナル>と<エクストラ マチュアード>シリーズの3種類は、箱のデザインはほぼ同じで、それぞれ色違いです。<オリジナル>の箱は黄色が基調になっており、ルイ・ヴィトンの黄色のエピを思わせる風合いなのですが、モルトの香りと味から受ける印象とぴったりマッチしています。写真も箱をメインにしてみました…といいますか、写真を撮る前に2杯ほど飲んでしまったので、ボトルは後ろにしただけですが。^^;;


テイスティングは他の方の記事をご覧いただくとして、家飲み派としては気になるお値段の方は、消費税込みで、一葉×1.1人ほどでした。これまでの<10年>は英世×3~4人でまだ買えますので、結構値上がりした感があります。
ただ、英国のネットショップでも(VAT込)25ポンド以上で売られているようですし、<10年>と<オリジナル>はほぼ同じ値段で売られていますので、値上がりの原因は、ポンドが対円で高くなったからと言えそうです。
これでは、しばらくは並行輸入物も出回らないのではないでしょうし、ヴーヴですから酒屋さんによって値段がばらつくこともないでしょう(=どこで買ってもほぼ定価でしょう)。


<エクストラ マチュアード>シリーズの3種類、<18年>、それと<25年>は、どこかのバーで飲んでみたいと思います。  

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2007年11月09日

万華鏡のようなモルト!?


GLENMORANGIEのWebサイトから、しばらくの間 閉鎖されていたHPがリニューアル・オープンしました、とのメールを受け取りました。

そのアロマとフレーバーを万華鏡になぞらえて表現した、とってもスコットランドの蒸留所らし… くないサイトです。 面白いけど。

http://www.glenmorangie.com/




仕事でインターネットを使っている方々のために、上記サイトへのアクセスはネットが混雑していない時間帯にいたしましょう。

  

Posted by barley at 13:04Comments(2)TrackBack(0)モルト

2007年11月08日

アラン トカイ カスク

先日、馴染みの蕎麦屋さんでご主人と話しをしていたときに聞いたのですが、そのお店では、そばつゆの「かえし」を作るときには数種類の醤油を混ぜて使うとのこと。結構どこの店でもそうしているらしいのですが、私は初めて知りました。醤油にも、キレがあるものやコクがあるものがあるそうで、違うタイプの醤油を混ぜて使うことによって、味に深みや幅が出てくるそうです。

和菓子屋さんでも、砂糖なんかは、素朴な味のものと上品な味のものを混ぜて使っているお店があるそうです。

似たような話に、袋入りのインスタントラーメンを2種類混ぜて作るとより美味しいラーメンができる、というのがあります。 有名(?)な組み合わせは、ハウス食品の『好きやねん』とエースコックの『ワンタンメン』です。 インスタントラーメン愛好家曰く、商品の価格的な制約があるために切り捨ててしまっている味をお互いに補い合う、らしいです。 興味のあるかたは一度お試しいただければと思うのですが、出来上がりの量はもちろん2食分になってしまいますので御注意を。


さて、前置きが長くなりましたが、今日は、最近買ったアランのトカイワイン・カスクについて書いてみようと思います。これは、8年間バーボン樽で熟成させた後、トカイワインを3年間熟成させた樽で7ヶ月間”フィニッシュ”させたアランです。

トカイ(Tokaji)ワインは、ハンガリー北東部のトカイ地方で作られる貴腐ワインで、白ワイン用品種のブドウから作られますが、琥珀色をしています。蜂蜜のような香りがして、気品ある濃厚な甘味が特徴です。

(察しのいいみなさんなら、もうこの記事の結末のまとめはお分かりだと思いますが…そんな感じです、はい。)



アラン トカイ カスク 
Arran Tokaji Aszú wine cask (55%)

【色】 ほんの少し緑を帯びた黄褐色。
【香り】 グリーンゲージ(セイヨウスモモ)や梅を思わせるような甘酸っぱい香りのあとに、オレンジの香り、麦芽の甘い香り。
【味】 缶詰の黄桃。上品ですっきりした心地よい甘味。
【ボティ】 ミディアム。活き活きとした酸味のおかげで度数の高さはあまり感じない。
【フィニッシュ】 完熟した柑橘類。貴腐香? 舌を少しピリリとさせて温める感じのジンジャー。



全体的にトカイワインの特徴が前面に出てきています。アランも個性的なのに、これだけ貴腐ワインの特徴が出てくるということは、フィニッシュで使ったトカイワインの空き樽は、ゆすると「チャポン」と音がしたのではないかと邪推してしまうほどです。

けれど、作り方はさておくとして、その味わいは私との相性はいいみたいです。最近、アランからはシェリー カスクやイタリアワインのキャンティ カスクがリリースされましたが、味わいの厚みや面白さではこれが一番のように思います。
特に、アランに由来するモルトの素朴な甘さとトカイに由来する上品で濃厚な甘さが見事に調和した甘さの相乗効果と、フレッシュな酸味は、疲れたときの栄養ドリンク系の趣きさえあります。

アランとトカイ。 それは見事なハーモニー…は、少し言い過ぎですが、魅力的なハーモニーであることは間違いありません。  

Posted by barley at 12:41Comments(8)TrackBack(1)モルト